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ドローン検定を受験するメリットは?試験内容や費用など総まとめ【2020年】
ドローンの活用は様々な分野で広がっており、今後もますます新たな活用が期待されています。
その一方でドローンに関する事件や事故が発生していることも事実です。
ドローンを取り扱う従事者として、適切な知識と技量を持つこともとても大切なことではないでしょうか。
ここでは、そんなドローンの知識や技量を証明する『ドローン検定(無線航空従事者試験)』についてご紹介します。
ドローン検定を受けるにあたってのメリットや試験の内容、受験資格などを詳しくお伝えしていきますので、ドローン検定の受験を検討している方の参考になればうれしいです。
ドローン検定(無線航空従事者試験)とは?
ドローン検定とは、ドローン検定協会株式会社が提供している検定試験で、ドローンに関する知識や技量を客観的に証明できる国内で唯一の検定試験です。
ドローン検定は民間資格のため、ドローン飛ばすにあたって必須の資格ではありませんが、近年では毎年1000人以上の方が受験申し込みをしています。
また、資格を取得することでドローンに関する知識や技量を客観的に証明できるほか、取得後のメリット(後述します)があることも見逃せないポイントではないでしょうか。
ドローン検定の開催時期や開催場所
ドローン検定は2級~4級の試験が、年に6回(1月・3月・5月・7月・9月・11月)奇数月に開催されていて、1級の試験のみ、年に3回(1月・5月・9月)開催されています。
検定試験は全国で幅広く開催され、東京や北海道などでは複数の会場が用意されることもありますので、お近くの受験地を選択して申込できます。
ドローン検定資格取得のメリット
ドローン検定協会によると、以下のメリットを挙げています。
- 国土交通省への許可承認申請時に操縦者の資格について証明書を添付できます
- 基礎技能講習(国交省認定)を受講する際に座学1(4時間)が免除されます
- ドローンの安全な活用に必要な最低限の知識を確実に身に着けることができます
- 自己(自社)PRにつながります
- 合格者のみが参加できるQ&Aコミュニティサービスに参加できます(一般の方は閲覧のみ可)
- 飛行ログサービス(オンラインで飛行経歴を管理できる機能)を使用できます
- ドローン検定に合格した証であるロゴを名刺やホームページに記載していただけます
- 提携団体等における各種講習の受講資格を得られます
- 提携団体等における各種講習における座学が免除されます
- ドローン検定オリジナルグッズを購入できます
引用:ドローン検定HP
ドローン検定資格の取得後のメリットとしては、特定の飛行をする際の国土交通省への申請時に証明書として添付できることや、ドローンに関する知識や技術を客観的に示す指標にもなるでしょう。
また、ドローン業界への就職や転職、ビジネスの際においても有利に働くことがあるかもしれません。
ドローン検定の受験資格
級 | 受験資格 |
1級 | ドローン検定協会主催 ドローン検定2級取得者 |
2級 | ドローン検定協会主催 ドローン検定3級取得者 |
3級 | だれでも受験可能 |
4級 | だれでも受験可能 |
1級と2級は合格実績が必要ですので、初めて受験する場合は3級か4級から受けることになります。
筆記試験の内容
ドローン検定は筆記試験のみで行われ、解答方法は4択の選択肢から答えを選ぶマークシート方式になります。
1問2点の全50問のうち、40問以上正解できれば合格となります。
また、ドローン検定は1級~4級に分けて実施され、試験内容は
・基礎知識
・物理学
・工学
・気象学
・関連法規
などを問う問題となっていて、級数に応じて出題範囲と難易度が異なります。
試験問題の大半は専用の検定対策テキストから出題されますので、検定試験を受ける際は検定対策テキストや過去問などでしっかりと予習をしてから臨むことをお勧めします。
また、検定対策テキストは、「ドローン検定公式サイト」からも申し込めますので、受験を決めたら購入しておくといいでしょう。
ドローン検定の各級の述べ認定数と合格率
令和2年6月1日現在、講習受講による認定者等も含む延べ認定数は以下の通りです。
1級 | 2,471人 |
2級 | 4,640人 |
3級 | 16,595人 |
4級 | 890人 |
合格率は
2018年 | 78.4% |
2019年 | 72.4% |
ですので、概ね70%以上の合格率のようです。
ドローン検定の申込みから合格通知までの流れ
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1申し込み
ドローン検定ホームページ右上の「受験案内(受験申込)」より、申し込み手続きを行います。
各会場と各級により申し込みされる際のボタンが異なりますので間違いの無いようにえないように注意しましょう。
申込締切日はドローン検定開催月の前月末日(休日の場合は翌平日)までです。
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2受験料の入金
申し込み後に受験料の入金をします。
級 | 受験料(税込) |
1級 | 18,300円 |
2級 | 12,200円 |
3級 | 5,600円 |
4級 | 3,000円 |
入金確認後、1週間前後で受験票が郵送され、試験会場は受験票に記載されています。
受験票を紛失すると受験ができなくなります。
受験票の再発行もしていませんので失くさないよう注意しましょう。
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3試験当日
試験当日は会場に直接行きます。持ち物は「筆記用具(えんぴつ)、消しゴム、受験票」です。
試験の中止以外の返金や持ち越しなどはできませんので注意してください。
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4合否確認
受験日から10日ほどで合否確認用の通知が郵送されます。
合否確認通知の情報を元にホームページより合否確認することも可能です。
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5合格証発行
合格者には1ヶ月くらいで合格証が郵送されます。
3級、4級は合格証のみですが、1級、2級には合格者ピンバッチも送られてきます。
1級合格者は希望すればドローン検定協会ホームページにプロフィールを掲載することもできます。
まとめ
ドローン検定の資格は、一般的なドローンユーザーやドローンビジネスに従事している方だけでなく、ドローンの知識を客観的に証明したい方や、ドローンの知識を深めたい方などにとっても、持っていて損はない資格ではないでしょうか。
ドローン検定を通じて得た知識を生かし、安全にドローンを楽しめるユーザーを目指したいですね。
実技系の認定資格についてはこちらで詳しくご紹介しています。
以上、「ドローン検定を受験するメリットは?試験内容や費用など総まとめ【2020年】」でした。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。